今日の東京も穏やかな晴天でした。

ところが晴天を喜んでばかりいられない所もあるそうですから難しいですね。

今朝のラジオ番組で聞いたのですが九州の長崎や佐世保の方は塩害に苦しんでいるそうですね。

台風14号が直撃して以来雨が降ってなく植物などが枯れる被害が広まっているようです、沖縄でも同じような事があり大変な被害だと聞きました。

晴れたからと喜んでばかりいられない複雑な思いですね。

 

さて、福岡の中学生が自殺し、その原因を作ったのが中一のときの担任の先生の言動に一因が有ったのではないかと言われています。

我が家でも過去いじめではありませんが次男が登校拒否寸前の所まで行った事がありました。

中学2年の時の担任の先生には生徒達と同い年のお子さんがいたそうです。

その先生にとって、とっても自慢のお子さんらしく毎日クラスの生徒の前で自分の子供の自慢話をしてさらに自分の息子と比較して生徒を叱ったそうです。

例えば、宿題を忘れた子がいたら、「うちの息子は毎日12時まで勉強していて将来は東大を目指しているんだ。宿題を忘れてくるようなお前はろくな高校にも入れないぞ」

こんな具合で何にでも息子がついて回ったそうです。

そのうちクラスの生徒は息子さんと比較される事にいらだち始めクラスの多くの生徒が反発をしはじめ、授業のボイコットや学校に行きたくないといった生徒の言動が起こり始めました。

そんな状態ですから勉強はしなくなり学校に行っても面白くないから行きたくないと言いはじめた次男を説得して毎日学校へ送り出すのが大変でした。

父母の多くが校長に相談に言ったそうですがその先生は校長の受けが良かったらしくまともに取り上げてくれませんでした。

そんな時、その先生が息子さんとカヌーで川下りをしていて転覆、息子さんは助かったのですが、先生は亡くなられてしまいました。

亡くなられた事はご家族にとって不幸な事ですが子供達はものすごく喜んで、その先生のお通夜には生徒の半数が出席しなかったそうです。

うちの息子も最初は行かないと言い張っていましたが、

「お前が大人になって中学時代のことを思い出した時、今日お通夜に行かなかったらきっと後悔するぞ、行くだけでもいいから行って来い」

こんな説得をして列席させましたが亡くなった先生の事を悲しむ子は一人もいなかったと言っていました。

思春期の子供にとって自分の親より接する時間の長い先生の存在はとても大きなものだと思います。

先生達もご自分の言動を考えていただき、せめて学校にいる間だけでも生徒の親の気持ちで接してもらいたいと思ったものでした。

幸いにも高校に入ってテニス部の顧問の先生が熱い先生で情熱いっぱいに接してくださったお陰で高校時代は何とか楽しく送ったようです。

その時の勉強嫌いが災いして今でも知識能力に乏しい次男ですが、その後は素直に育って、185センチ足の大きさ30センチの大男に育ってくれました

勉強は出来なくとも接し方ひとつで子供は真っ直ぐに育っていくものです。

お子さんをお持ちのお父さんお母さん、他人と比較せずのびのびとその子の良い所を見て育ててください。

今ではその次男は東京で一人暮らしをしています。

8万の家賃を払ってたまに「米送れ」の電話があるそうですが何とかやっています。

頭の良い悪いは関係有りません、素直で明るく「ありがとう」の言える子であれば。

 

今日もお忙しい中最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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