テレビ東京で「笑いと涙の定年物語」という番組を放送していました。

途中から見たのですが切実なシーンもあって見につまされる場面もありました。

退職を待って夫婦で千葉の田舎に月2万円の家賃で自給自足の生活を目指す人。

58歳定年の北海道の船長さんは家のローンを退職金で払ったまでは良かったけれど再就職先が見つからず憂鬱な日々。

電気工事関係の仕事をしていた人は奥さんに先立たれて償いの思いから位牌と戒名を入れたペンダントを身に付けて全国巡礼の旅。

私も自営業ですから何の保証もありません。

家のローンもまだまだ有りますし、この3人の方の生き方を見てそう遠くは無い将来に一抹の不安を感じてしまいました。

ただ、救いは皆さん夫婦で手を取り合って生きているということでした。

巡礼をしている方も常に奥さんと気持ちは一緒になっていました。

我が家も子供達が学校を卒業して働き始めると家族4人という考え方から夫婦2人という考え方にシフトしてきています。

昔の大家族という意識と、最近の核家族という意識の変化で暮らし方も変わっていかざるを得ないところが有ると思いますが基本はやはり夫婦に戻るのではないでしょうか。

そんな意味でこの番組を見ていて我々を含めた団塊の世代はそれ以前の世代より、この夫婦関係をより重要視している年代なんだなと再確認しました。

最近は結婚をしない人が増え、少子化が様々な問題を起こしていますが、自分が歳を重ねて行った時、やはり頼りになるのはお互いの面倒を見合える夫婦という単位なのではないでしょうか。

夫婦という縁を大切にしたいなと改めて感じさせてくれた番組でした。

皆さんも奥さん、旦那さん大切にして下さいね。

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