ソフトバンクが正社員に対して出産祝い金の増額を発表したというこのニュースは久し振りに心を明るくさせてくれる良いニュースですね。
最近は暗いニュースばかりで心が晴れるようなニュースが少なかったですがこの孫社長の心意気大いに歓迎です。
ニュースによるとソフトバンクは27日、4月1日以降に子供が生まれたグループ4社の正社員への出産祝い金を大幅に増額すると発表した。
第3子以降が手厚いのが特徴で、支給額は第1子5万円、第2子10万円、第3子100万円、第4子300万円、第5子以降は500万円とする。
対象はソフトバンク、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムの4社の正社員計1万2000人。現在、子供1人あたり3000〜1万5000円の出産祝い金を増額し、出産に伴う社員の退職を防ぎ、少子化対策に貢献する狙いもある。
また、社員の子供が小学校に入学する際に携帯電話を無料で配布するなどユニークな制度で「日本一の少子化対策企業を目指す」(人事部)としている。
日本の企業は以前は終身雇用制度を導入して会社と社員、その家族が一体感を持ちながら共に成長をするような制度がありました。
その制度が崩壊して会社は会社、個人の生活は自分達で守る。
このような意識が徐々に芽生えて個人の生活に対する不安感が増してきていました。
そうなると将来に対する生活の不安からどうしても子育ての比重を少なくしていくしかない状態になってきます。
孫社長はこの辺を考えて今回の出産祝い金の増額に踏み切られたのではないでしょうか。
寄らば大樹の陰といった言葉が以前良く使われていました。
終身雇用制を逆手に取った考えですが、大企業に就職してしまえばそれで目的を達成したみたいな考えではなく、会社と個人が共に励ましあい共に頑張れる環境というものがこれからは必要になってくるのではないかと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070327-00000414-yom-sociより
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