本当に久しぶりの更新になってしまいました。
お彼岸、敬老の日を控えて、電車の優先席について書いてみようかと思います。
先日の出来事です。
私は電車に乗り、たまたま空いていた優先席の前に立ちました。
その優先席にはおばあちゃんと、孫と嫁と見られる3世代の女性たちがすでに座っていました。
どこかにお出かけなのでしょう、おばあちゃんと真ん中に座っている孫は楽しそうに会話をしていました。
しばらくすると、途中駅から乗ってきたのでしょう急に女性の声が私のすぐ脇で大きく響きました。
「ここは優先席なのだから座らせてください」
元気なお年寄りの女性が女の子に向かってそう声をかけました。
すぐにその女の子は席を立ちお母さんの前に立ちました、その声をかけた女性は当然のように3世代の女性たちの真ん中に座って何事もないような顔をして平然としていました。
そして3つ目の駅で何事もなかったように降りていきました。
私はこの一連の光景を見て何か気分が悪くなってしまいました。
確かに、優先席はお年寄りや、体の悪い人、身重な人のために用意されている席だと思います。
でも、当然のように、権利を主張してまで座らせてもらうものなのでしょうか。
色々な意見があると思います。
優先席には子供は座るべきではない。
優先席なのだからお年よりは当然座らせてもらう権利がある。
人それぞれの考え方があるかと思いますが、優先席って本当に必要なのでしょうか。
この光景に出会って以来優先席だけに限らずお年寄りが乗ってきたらすすんで席を譲る優しい心の持ち主たちが多くなってきたらよいなと思っている昨今です。