http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2009042800273.html
この記事の河村たかし名古屋新市長の意見に共感を覚えます。
「税金を払っとる方はどえらい苦労で、税金で食っとる方は極楽だ」と言って、気分悪くした人がぎょうさんおると思いますけど、残念ながら事実なんですね。公僕という原点を絶対忘れないように仕事して頂きたい。
このニュースのこの発言、河村たかし名古屋新市長の幹部職員を前にしての訓示です。
公僕という言葉を久し振りに政治家から聞いたように思います。
私が就職試験を受ける頃はまだこの公僕といった意識が公務員にあったような気がします。
それが高度経済成長の過程で公務員給与の引き上げがあり、その頃から公務員の意識が狂ってきたように思います。
私が就職をした頃は皆公務員の給料の低さを嫌って民間に就職したものです。
あるいは、例え給料が低くとも安定という仕事を優先した人がその就職先を選んだものです。
それが、今では「公僕」という意識は完全に薄れ自分達の給料がどこから出ているかということも忘れているように思います。
全ての公務員の人がそうだとは言いません、もちろん熱心に仕事をされている方も沢山いらっしゃると思います。
しかし、今の民間企業の熾烈な生き残り戦争の中、
「世の中本当に不況なの?」といった意識で仕事をされている方もいると聞きます。
ぜひ、もう一度この「公僕」という言葉を思い出して仕事をしていただきたいと切望いたします。