さわやかな天気の朝いつものようにおじさん達は気持ちよく週一のテニスを楽しんでいました。

そこへ女子中学生の軟式テニス部の生徒達20人くらいが女教師に連れられて二つ隣のコートに入って来ました。

「ソレー」「ナイスショット」など女子中学生らしい掛け声が聞こえいつものテニスコートとは違った雰囲気になりました。

その後試合形式の練習を始めた彼女達、私達の方も試合に熱が入って来ました。

しばらくたって、ちょうど私達が試合後の小休止をしていた時でした。

「・・・・・シテンジャネエヨ」「**************」控えます。

私達は思わず顔を見合わせました。

あの、ベンチに座っていた女教師の口から出た言葉です。

彼女の前には試合形式の練習に負けたのでしょうか二人の中学生が立っていました。

お説教されているようでしたが、その女教師の言葉の悪さには聞かされている私達も気分が悪くなりました。

学校の校庭にあるコートならまだしも、公営の一般の人たちが多く利用しているコートで大声で怒鳴りつける様子は異様な光景です。

さらに、その言葉使いはひどいものです。

よく電車の中で女子高生が男言葉を使っているのを聞きますが正にそのレベルです。

その後公園の管理事務所の前ですれ違いましたが27〜30歳くらいの女性でした。

会社勤めをしているその年代の人たちは上司や先輩から厳しく言葉使いなど一般常識を教え込まれそろそろ部下が付いてその人たちに教える立場になっている頃でしょう。

もちろん彼女の普段の姿は知りません。

ですから、これ以上の事は書けません。

でも、彼女に人を教える自分の立場を再考してもらいたい気持ちを強く持ちました。

そんな彼女に山本五十六の

「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」

この言葉を贈りたい気持ちです。