昨晩のNHK「グーグル革命の衝撃」を多くの方がご覧になったと思いますが、私は背筋が寒くなりました。

ご覧になっていない方のためにチョット内容をご説明させていただきます。

インターネットを使っている方は皆さんご存じのように検索サイトを使って色々な事を調べたりします。

番組ではアメリカの例を挙げて構成されていましたが、グーグルは世界の情報検索サービスの50パーセントのシェアを占めているそうです。

アメリカの人たちの多くは何を買うにもグーグルの検索サイトを調べてから購入するようになっているとか。

そのため、多くの企業がグーグルの検索サイトの上位表示に血眼になっているようです。

日本でも、最近は情報起業家の人たちがそうですがアメリカでは企業や医師などもその渦の中に飲み込まれているのです。

その為、グーグル検索で「トップ10表示を保証する」ビジネスまで有り、日夜激しい上位表示の戦いが繰り広げられていると言っていました。

中には検索順位が急激に落とされ営業不振に陥った会社がグーグルを相手取って裁判を起こしている例も報じていました。

日本ではまだ、検索にヤフーを使っている人のほうが多いようですが、どちらにしても検索サイトに上位表示される事によってその企業の売り上げに影響を及ぼす事は間違いのないところです。

それと私がこの番組を見て背筋が寒くなったのは、個人の情報が一企業にすべて握られているということです。

例えば、あなたが検索サイトで何か調べようとしますね。

そうすると、その履歴が検索サイトに残るわけですね、あるいはグーグルで検索してカードで買い物をした場合、その履歴も残ります。

こうやっていくと、好みや、考え方行動などあなたの個人情報がすべて一つの民間企業に握られていくんですね。

これってすごく怖いことではありませんか。

番組の最後の方にグーグルの社員が好きな事を書き込める大きなホワイトボードが社内に有ってその書き込みを見せていましたが、中にはこんな書き込みが有りました。

「グーグル帝国」「グーグル貨幣の成立」詳しくは覚えていませんがこんな書き込みです。

ものを調べるために使っている検索サイトは今ではとても便利なものになっていますが、その裏では何かとんでもない状況が作り上げられているような気がしました。

こんな気持ちになったのは私だけでしょうか。

 

 

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