http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070407-00000057-mai-soci
団塊世代の大量退職に伴って各業界がその団塊世代の退職金目当てに試行錯誤しているようです。
確かに団塊世代という言葉が最近とみに使われていますが、私が思うにこの世代は単純に団塊世代というひとくくりには出来ないのではないかと思います。
元はベビーブーマー世代と言われ続け戦後の1947年から1949年生まれの人々を指すわけです、この世代は初めてアメリカをはじめとする欧米文化を受け入れた世代です。
私はその下の50年生まれですが、我々の世代は多くのひとが個性的です。
周りの友人たちを見回しても、例えば私は学生時代映画のサークルに入って活動していましたが、今でもその仲間たちと交流をもっています。
その先輩や後輩たちと年に一度はOB会を開いて旧交を温めていますが毎年会っても未だに激論を戦わせています。
一つの映画を見てもその受け取り方が各人違います。
戦後の貧しさをまだ引きずっていた時代に幼い頃を過ごしたものですから物の価値観一つをとっても違います。
自由と言う尺度も違います。地方でおばあちゃんや、おじいちゃんに育てられた人と、都会で新しいものに囲まれて育った人では教育、躾けの受け方も違っていました。
現代のように一瞬にして全国に情報が届いたわけではありません。
テレビが多くの家庭で普及したのも私が中学2年の東京オリンピックの年です。
そんな事を考えていくと現在のような金太郎飴世代とは大いに違いが有るように感じます。
旅行一つをとっても温泉に行きたい人、海外に目を向ける人、一人旅をゆっくり味わいたい人様々なように思えます。
そして、しいて言えるとしたらいつまでも貪欲さを持ち続ける世代と言えるのではないでしょうか。
ですから団塊世代の欲求を満たそうとするならばオジン臭い物をあてがおうとすると失敗するよ。
こんな感じを私は持っています。
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